Labor
私が大学卒業して、就職したのは商社。
上司はどこかに赴任してたなんていうことは珍しいことでは全くなかった。
本当に仕事だけでなく、考え方、生き方、いろんなことを教えて下さった尊敬する上司。
出産っていうのは、英語で「labor」っていうんだよ。
労働と言っていいほど、大変な仕事なんだよ、と。
当時の私には、ふーん。。。
その数年後、私はその言葉の意味を痛感する。
待望の赤ちゃんは、有り難いことにあっさり授かったけれど、出産まで続く悪阻。
夜中の陣痛から一睡もせず、体験したことのない痛み。
生まれ出てくれた時には疲労困憊し、「抱っこしていいのよ!」と言われても、もうそんな元気すら残っていなかった。
出産はlabor
まさに。
生まれ出た瞬間から、命を育んでいくことの責任を背負って、24時間。
良いことばかりじゃないし、逃げたいこともたくさんあったけど。
すごく優秀な立派な子に育った!とかじゃなくても、達成感?はあります。
逃げようと思ったことはもちろんないし、失敗もいっぱいしたけれど、誠実にやってきたつもり。
正解は分からないけど。
言えることは
あなた達に会えたお陰で、ママの人生は彩り豊かなものになったよ。
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