Sense of value
地元は桜見物で大騒ぎになるこの季節。
年々激しくなっているようだけれど、なんでだろうか。
今年は、会長のお誘いを受けて、週末の桜まつりのお手伝いに行きました。
最近は、学生さんもボランティアに来てくれています。
今回は抽選会のお手伝いをしたのですが、皆さん、本当にしっかりと頑張って下さいました。
ただ、ボランティアといっても、運営の人達という扱いだし、遊びに来て下さる方はお客様。
その気持ちは忘れないでもらいたいと思いました。
とってもよく頑張ってくれていたし、素早く、手早く仕事ができる。
でも、業務になってしまっているのか、当選した商品を片手で渡す。
何度見ても片手で渡す。。。。
ので、注意しました。
聞こえたのか聞こえてないのか、頷いたけれど、やっぱり片手で渡し続ける。。。
再度注意「両手でね」
あまりに忙しく、その意味を伝えられなかったので、うるさいおばさんだなぁと思っただけだったかもしれないですが。
両手で渡すということは、そこに全ての神経を注いでいるということ。
片手だと、もう片方の手で何かをできるかもしれない。
敢えて、両手で全ての力?を注いでいるという意味と私は考えます。
片手間という言葉があるように、片手でするということは、全力ではないということ。
両手で渡すという行為は、手渡すものがとても大切な物であることや、手渡す相手への気持ちを表す行為と思うのです。
効率だけだったら、ロボットがやってもいいわけで。
気持ちを乗せることで、温かい雰囲気が生まれるわけで。
商品の受け渡し以外のプラスアルファが生まれるわけで。
習慣としてないことだったのだと思うけれど、これを機に身に付けてくれたらなぁと。
親からは言われてなかったのかもしれないし。
うるさいおばちゃんだったけど(笑)
私は、親や親戚以外の大人と子供達が関わることを大切にしてきました。
色んな価値観があることを知るいい機会と思っています。
私は私の価値観で子育てをするしかないけれど、価値観の押し付けは子供達にも出来ないと思ってきました。
色んな価値観の存在を知った上で、自分なりの価値観を持ってほしいと思っています。
だから、ママはこう思う。ママは好きじゃない。ママはね。と言ってきました。
必ず、理由も説明するようにしていました。
そのせいか、子供達もちょっと理屈っぽい気がしますが(笑)